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2008年08月22日

変動金利のデメリット

変動金利の場合,金利が変わっても返済額は5年間一定であると
前々回に紹介しました。

今回は更に突っ込んで紹介しますと
”5年後の見直しでも返済額は1.25倍以上には上昇しない事になっている”
のです。


『そうか,そうか。金利が急激に上昇しても返済額には上限を設けて
くれているんだな。なんて親切なんだ。』


と,思ってはいけませんよ。

『返済額は1.25倍まで』この意味がどういう事かお分かりでしょうか?



実際に,シュミレーションしてみましょう!


例えば,金利2.375%で3000万円を30年返済で借りた場合
(ボーナス払い無しで仮定)


当初の毎月返済額;116,595円


6年目で金利が5%へアップしていたら


毎月返済額;154,088円・・・(1)

になるはずが1.25倍までに抑える規定があるので


6年後の返済額は145,743円・・・(2)

となります。



支払われるべき金額(1)と実際の返済額(2)との差額は8,345円


返済金は金利分から充当されていくので当然,元金の減り具合は少なくなって
いきま。

いつまでたっても元金が減らない・・そんな自体もありえます。

最悪の場合は返済額が全て金利分になり,それでも金利分が不足する
『未払い利息』が発生する事も。


そうなったら毎月返済しているのにローン残高は増えている事になります。


もちろん,そうなるには急激な金利上昇が前提であり今すぐに危ないと言う
わけではありません。



逆に,金利が下がれば上記の事が全て反対になるので変動金利を利用するときは

『これからは金利は下がる』

と予想されるときでないとお勧めは出来ません。





【編集後記】


臨時国会の日程がほぼ決まったようです。9月中旬だとか。

景気対策として数兆円規模の補正予算を組むようですが財源はどうするのか?

得意の赤字国債発行になるんでしょうね。

しかも,景気対策といっても従来通りのバラマキ予算になる気配があります。
某大臣など『バラマキも仕方ない。』などどおっしゃる始末。

小泉総理の時は改革路線,その結果,経済格差が広がり景気も悪くなってくると
バラマキ予算復活!!

どうも日本という国は迷走しているようです。


既に日本の借金(赤字国債)は800兆円を超えています。
国家予算の15倍。

年収500万円のサラリーマンが7500万円の借金をしていることなのに
どうやって返していくんでしょうか??


ちなみに,赤字国債を乱発しすぎると

国債の価格低下
 ↓
長期金利上昇
 ↓
住宅ローンの金利上昇

といった流れになるので私たちにも直接影響してきます。





【今日のまとめ】


変動金利の場合,返済額の見直しには1.25倍までの制限がある。

この制限によって,『未払い利息』のデメリット(リスク)が有る。



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posted by takaya at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金利について
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